改訂版自分でするエアコンクリーニング~2023年ver.(画像多数)
今年もやって来ました。
気になる季節。
そう、ニオイ、そう、カビの汚れです。
- 業者に頼みたいけれど…
- 色々訳あって今年も自分ですることに
- 洗いたいのはファンなんだ!
- いつも使う基本の掃除グッズ
- ご注意ください
- なんだかんだ言って、過去イチの汚れ落ち!
- 新顔アイテム1、エアコンカバー
- 新顔アイテム2、すきま棒
- 洗浄時のカバーの様子は
- 新顔アイテム3、スキマワイパー
- どれも屈指して使ってみたよ
- 新顔の良いとこと困ったとこ
- 結論
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業者に頼みたいけれど…
最近ではエアコンクリーニングを業者に頼むという広告をよく目にしますが、○○円~のからが引っ掛かったり…。
一家に一台ならまだしも、何台もは難しかったり、大きさや機能によって値段が変わったり、条件は色々つくもの。
さらにどんなに安心と言われる業者でも、やはりお家の中に知らない人を入れるのは怖い、などなど色々事情もあります。
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色々訳あって今年も自分ですることに
そんな訳で、今年も自己流エアコンクリーニングをしました。
頼みたいけれど、ワンコもいるし難しい。値段もかなり難しい。
また経年品のため、そこまでお金をかけて掃除をするのはどうなのか…など貧乏心もうっすらと。
私は毎年、出来れば一年に二回エアコンを掃除しています。
よく電気代が上がりますよ~と言われるのは、エアコンのフィルター掃除。
↓
続く猛暑、電気代を安く抑えたい…… エアコンと冷蔵庫の節電術、パナソニックが公開(1/2 ページ) - ITmedia NEWS
まぁこれ自体がかんたんではあるもののあまり触らない場所だけに面倒で、何が出てくるか怖いような…と開けるの億劫…ではありますが…。
そのフィルター掃除は掃除機で吸ったり(私の場合は面倒なのでそのまま洗い流します)行った際に見えるのがフィンです。
これはいわば金属が縦に細かく露出しているのですぐ分かります。
以前も書きましたが、よくこれがあたかも掃除や汚れの原因と宣伝(いや喧伝?!)されますが、ここはそこまで汚れません。
特にお掃除機能のあるエアコンなら、ホコリ自体がフィルター近くのごみケースに溜まっているか外に排出されているためです。
よく店頭で売られているスプレーはこのフィン掃除のものです。
こんなやつ↓
昨年は高いのも買いましたが、正直分からなかったので安めでいいかなと思っています。
ここもキレイに越したことはないですが、掃除すぐ終わるし(案外金属は柔らかいためスプレー以外ほぼできず)エアコンの電源抜いてフィルター掃除までヨイショっと頑張れたならフィン掃除はその余力でできると思います。
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洗いたいのはファンなんだ!
なので大事なのはそこじゃね~と毎回思うのです。
だって汚れがたまって、かび臭いのはファン(シロッコファン)なのですから。
何度も何度でもつぶやきます。
年季の入った機種を使ってはいますが、最新機種ではこれをマルっと解決してくれるエアコンはないのでしょうかね…。
エアコン代や節電と叫ぶなら、これを解決する技術初めから搭載してくれませんか…と心より思います。
はてさて、そんな長い前置きはどうでも良いとして、とにかく毎年掃除を敢行しています。
フィルター→フィン→ファンの順にとりあえず全部。
フィルターなどはもっと頻繁にするので、分けて行います。
今回はファンのみの掃除です。
今までの記録です↓
くうきれいやらファンファン、シロッコファンについては
昨年は11月末にワンコを迎える数日前にクリーニング実施。
この時も体調も優れなかったことや、時間もとれなかったため、急遽行いました。
そして、冬は寒かったので燃費が気になるもののやはりフル稼働。
ワンコもいるのでなかなか切れませんでした。
そうして月日が流れ、クリーニングしなきゃ、また猛暑だわ…と思いながら、時間が過ぎ…蒸し暑さの限界でスイッチオンにしたら、やっぱりくっさーい!!!
とようやく先日敢行しました。
延ばしに延ばして、すでに30℃越え。その中でもたった1日だけ25℃予想の雨の日に行うことに。
エアコンを切るのでワンコは他の部屋に避難してもらい、スタート。
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いつも使う基本の掃除グッズ
今回は新たなアイテムとして、細かく擦れるすきま棒(勝手に命名)と、エアコンカバー、そしてエアコン用の掃除モップなるものを追加。
毎年素人なりにアイテムを増やしてみたり、完璧とは程遠いな…と完敗しながらも続けています。
クリーニングの基本はこちらのグッズを使っています。
ムースとリンスのセット。泡でカビを落とします。
ハイパーブロックマスク ムレ爽快 ふつうサイズ 30枚×4個
メガネはあった方が良いです。思いの外、しぶきが飛び散ります。
メガネonメガネなのでこんな↑保護メガネのサイズが良いですが、目の良い方は伊達メガネでも。
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ご注意ください
わたしの備忘録であり、無理に行えるよ!というものでもなければ、これで大丈夫という後ろ盾にも非力すぎてなれませんので、どうかご決断は慎重かつご自身でお願いします。
もしクリーニングを考えている方がいたら面倒だからやめておくかという判断基準になったり、そんなに大変なのか…という覚悟をするきっかけになれば幸いです。
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なんだかんだ言って、過去イチの汚れ落ち!
まず結果ですが、過去イチ汚れが取れました。
ワンコがいたためか、使用頻度や環境の問題、あるいはただ前の汚れが残っていたのか…それは定かではありませんが、蒸し風呂の様な環境になったため慌てて行い、ワンコが部屋の柵の外で鳴くもので置き時間を30分と短めで行いましたが、泡を流す段階でも汚れの浮きは良かったです。
そして、新たなアイテムを屈指して細かく内部を擦れたので、さらに汚れが浮いてきたと思います。
まず今回使ったものです。(正確には少し足りませんがとりあえずのセット)
いつものように、『くうきれい』は前回使った残りのムースが半量ありました。
プラス2箱買いましたが、メインのリビングのエアコンと他の部屋に使う分を合わせたものです(あと二台ありますがケチりました。そして力尽きて未実施…)。
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新顔アイテム1、エアコンカバー
くうきれいにもエアコンの養生カバーがついていますが、いつもわきが甘いのか、仕様なのか、裏(エアコン下部分)から洗い流す水が垂れてきて新聞やらビニールやら床が大変なので、初めて掃除用のエアコンカバーを買いました。
ぴったりフィット 壁掛用 エアコン 洗浄 カバー 透明 ゴム内蔵 清掃 掃除 クリーニング サイズ調整
どうやって取り付けるの?という詳しい説明はありませんでした…。
開けると、なかなか妙な形をしていますが、紐が付いているところがエアコンの本体にかかります。
そしてながーーーーい筒が付いているので、そこで直接バケツに入れて排水できるようなっています。
お家によってはベランダやお庭に直接出せるかもしれません。
使用した感じ、かなり厚みがあります。
5回ほど使用可能とのことでした。
ホース部が長すぎるので高さによっては、かなり切り取った方が排水しやすいです。
早速装着。
暑かったのでギリギリまで稼働し内部クリーンが付いた状態でしたが、終了後コンセントを抜いてカバーを上げて使用しています。
エアコンのサイズ内だと紐で縛ってフィットできるようになっています。
が、我が家の場合には開封時からほぼ紐をスライドさせることなく使用。
また、ピタッとということではなくある程度余白のある作りの様です。
上部、左右、下部まですっぽり覆われるため、水の重さでも大丈夫では?というのが印象でした。
ちなみに今回はこちらのカバーに頼ることにして、くうきれい付属のカバーは使用せず、余ったビニールはワンコのケージの上に切って被せることにしました。
また、安心しきってましたが、いつもやり方の粗い私の場合、エアコン下(底部?)が水の重さに負けるかも…と思い念のため養生テープをここだけ貼りました。
あとはビニール下にもなにも敷かず、バケツ以外置いていません。
結論としては、どこからか水が漏れてもサッと拭ける雑巾などは少しあった方が良かったです。
外す際に漏れました…。
こちらもいつもの通り、もう恒例のファンファンはもちろん参戦。
そして暑すぎるので(湿度70%超えの雨の夏日)、買い足したクールリングも投入しつつ、半袖短パンで挑みました。
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新顔アイテム2、すきま棒
そして、いつも雰囲気でやってやっぱり取れない!気になる!を繰り返すファンの目地洗いに擦れるすきま用の棒を買いました。
10本セット。
厚みは薄いですが、横幅はあります。
おしりは削ぎ取る用?のヘラです。焦げ落としなどを想定かな?
エアコン掃除と検索すると、もっと細いものがありました。
よく100均で売っているお弁当箱の溝や水筒の溝などを洗う用のもの。
参考に家にもありましたが、こちらはもっと細くてファンの目地には入りやすそうなのですが、使っているとフェルトの様なマイクロファイバーの様な部分が引っこ抜けたり破れたりしがち。
なのであえて、太めのこちらを選びました。これならすっぽ抜けたりしなさそうで、ゴシゴシできそう。
擦る部分は約二倍くらいでしょうか。
ファンの目地と言っていますが、シロッコファンには仕切りが多数ついていて、洗いにくいことの要因でもあります。
今回試したところ、この棒を縦に持った状態では入りませんでした。
横にスポンジをスライドさせて使います。
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洗浄時のカバーの様子は
くうきれいの1のムース使用中。
何故だか、半分残っていた前回分も今回買ったセットの分も途中からスプレーが効かなくなり…腕と指をつらせながら、付けました。
真ん中の大きい三角ががちょうど泡が落ち、リンスや水が落ちてくる部分です。
そこからロウトのように先がすぼんでいき、排水される仕組み。
そして、今回はなぜか何故か、くうきれいの2のリンスも残っているのにスプレーの不具合で液体が出てこず、早めに諦めてペットボトルスプレーを使用しました。
手こずった……。
放置時間が短かったこととこのスプレーのトラブルがあったものの、結果は上々でした。
だから、おおむね成功と言えると思います。
リンスをするまでは、泡は比較的上部で溜まります。
この後、排水用のホース部分をもっと切りました。
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新顔アイテム3、スキマワイパー
さらに、少し前に買っていたエアコン用のスキマワイパー(アース製薬のらくハピシリーズ)、フィン用のスプレーをここのメーカーに最近しているので買ってみました。
確か100均で買ったベッド下や家具のすきまに使える、フローリングワイパーのシートが使えるお掃除グッズを、
こんなやつ↓
たまたま何年か試していたので、もったいないかな…と思いながらも専用と言うからには…と期待を込めて買いました。
らくハピ エアコンの防カビ スキマワイパー セット 掃除 カビ防止 除去 消臭 除菌(1セット)
これは比較的大きなドラッグストアやホームセンターには売っていると思います。
使用していたワイパーと違うのは、細さと長さです。
また、専用のシートがついていて使用後はシートだけも売っています。
シートはエンボス加工がしてあり、何でも効果が2ヵ月続くとか…ほんまかいな!とツッコミつつ、買う私。
ワイパーは組み立て式。小さく収納できます。
ファンファンより長いです。100均のワイパーよりは短いです(こちらは比較写真忘れました…)。
表裏ないシートで、どちらにも下部には小さく穴が開いていて、本体の突起に引っかけられるようになっています。
これは考えられているなと思いました。
実際、100均のワイパーでもシートを挟む溝がありはめて使うのですが、奥に入れた後に外れたり、シートだけ戻ってこないときがありましたので、安心です。
ただ、思いっきり奥に突っ込むと戻らないこともあるのでちょっと慎重に。
これはですね、商品の写真では分からないのですが、シロッコファンの(ローラーの)裏にはファンが回る隙間があり、エアコン内部を下から覗くと、風向きを変えるルーバーの奥にカビや汚れが見えるのですが、その部分に使います。
丁度、ファンの形状からくるっと傾斜するように後ろの隙間に沿わせます。
なので小さくて薄いことが重要。
どんなにファンがきれいになっても、リンスや水がここを伝って落ちてくるので、汚れが見えやすくまた残りやすい部分です。
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どれも屈指して使ってみたよ
※やや閲覧注意※
!カビの汚れがあります!
こちらが途中経過。
細くて使いやすい分、裏表フルに活用するには少し時間がかかり、また下部(手前)は使いきれませんでした。
※※※閲覧注意※※※
汚れ落ち後のバケツです。
自分史上一番汚れが目に見えてわかりましたが、汚いので。
小さくしておきます。気になる際は拡大してください。
下はやや途中経過の、右からすきま棒、ファンファン、ワイパーです。
使用後のものは汚すぎて、載せられませんでした、、、
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新顔の良いとこと困ったとこ
エアコンのカバーはいろいろなものがAmazonでも売られていて迷いました。
青い、いかにも長持ちしそうなものから、透明ビニールまで。
大きさに合わせてはもちろんなのですが、カビや汚れが付く前提のものです。
なので、何十回も使用しようというのは向かないと思います。
そして、使用後に洗いましたが、これ乾かすのめちゃくちゃ面倒です。
梅雨時、これは困りました。。
細くなったホース部分はいつまでも水滴が残ったので、除湿器(エアコンではなく)に引っかけて乾かしました。
ここは盲点かと思います。
ビニール独特の、開けたら戻らね~なので、私の様な不器用さんは、開封前と同じ様にペタンコに片づけられるとは思わない方が良いです。
一番大事なのは、ビニールの構造です。
私には、上部が邪魔でした。
これはフィン掃除や商品写真の様な、本格的な高圧洗浄機などを使用する際にはあればよいかと思いますが、ファンのみの掃除には必要ないかと。
かといって切ることもできないのであるだけ安心なのかなと思いながら…。
またホースに落ちる部分の三角になっているところが大きすぎて、長すぎて、私が使用する分にはこちらが一番面倒でした。
ファンを覗けない、切ったら漏れそうなので切れない。
比較的最近の機種の様にルーバーがすぐ取り外せたり、観音開き風に中を見渡せるものや、ファンにたどり着くまでに障害物がないエアコン以外は、結構邪魔だと思いました。
良かった点は、ビニールの厚さと作りの安心感。
新聞紙を敷き、ごみ袋やいらない布を敷き詰めて、それでもやはり漏れて拭くという工程がないだけでも、かなり準備が楽でした。
これならよいしょのハードルが下がります。
また、しっかり洗いさえすれば、本当に5回ぐらいは使えそうな素材です。
壁紙の汚れなども防げそう。
すきま棒は、ファンファンでは届かなかった仕切り内に、スポッと入るという初めての快感!がありました。
汚れをこそげ落とすとはこういうことかと。
ただその分、細かく手を動かす必要があって疲れます。
そして、終わりが見えない!という、元々黒いシロッコファンとエアコン掃除の宿命をよりひしひしと感じました。
もっとこうであれば…は特にないので買って正解でした。
エアコン以外にも使えそうですし、丈夫なのでカビさえ取れば(エアコンのものは使いまわさない)繰り返し使用できそうです。
ワイパーはあればありがたいなという代物。
あと、本格的に掃除したいとき以外や面倒だからパスしたい人にも、コンセント抜いてシロッコファンさえ見えれば、ファン裏の汚れや手前のカビは取れそうだなと思います。
絶対ではないにしろ、痒い所に手が届くイメージ。
2か月も効果が続くかどうかは…未知数ですが。
色んなものを足して掃除を続けてきて、また無事にエアコンが動いてホッとしています。
あともうちょっと頑張って動いてほしい。切実に。
色々使ったので、今回ファンファンはかなり補助的な役割でした。
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結論
長くなりましたが、、
エアコンのシロッコファン掃除は、余裕がある人はどうぞプロに任せてください。
完璧を求める方も、どうぞ迷うことなくお金を出してお願いした方が良いです。
すこーし頑張るかという方は、フィン掃除とフィルター掃除を。
これはハードル低めで電気代も節約できます。
そして、ちょっとやってみっか!と思い立った方、どうぞ無理せずに少しずつからの掃除をお勧めします。
ルーバーや手前に見えるカビを、アルコールを付けた雑巾などでふき取るだけでも気持ちが違います。
どうぞ、どうぞ無理せずに。
暑い時期にはとてもとてもお気をつけて行ってください。