なまけものーと。

なまけもので、ダメダメな私が生きていくために、つらつらと綴るブログです。今のところ、ただただ生きているだけです。※本ブログはアフィリエイトを利用しています。

その消毒ジェル本当に大丈夫?Bath&Body Worksのジェルを探している方へ

前記事にも書きましたが、コロナウイルスに乗じた転売にとても腹が立っています。

 

マスクは、今必要な人、そして免疫力やいろんな事情でいつも必要としている人がいます。

それを自らの利益だけのために、妨害し誰かの健康を傷つけることもあります。

 

必要な人に!なんて触れ込みで売っている人もいますが、それなら定価で売るか寄付でもしろよ!と強く思うわけです。

結局利益しか頭にない。それが、転売ヤーやり方であるし、そういう商売があることも承知です。

在宅のお仕事や副業として、商機をみつけている人がいることも理解していますし、それがすべてだめだとは思いません。

そんな循環もあるのだとも思います。

 

けれど、人の不安や恐怖に付け込んだものは例外です。

酷いという言葉や最低だという言葉以外には形容できません

 

 

そして今は、消毒用のアルコールやジェルなどもその対象になっているようです。

それをたまたま見つけてしまい、辟易しています。

 

( 5/4 以下追記 

メルカリ、手指消毒液や除菌シートを出品禁止に--マスクに続き - CNET Japan

メルカリでもようやく規制されるようですが、憤慨することに、フェイスシールドなどの医療用品も転売されていたようです。

ですのでこの()以下の文は、規制される以前に書いたものです。

フリマやオークションの姿勢がそれほど変わっていないようですし、記録のため残しておきます。

 

しかし、本当に今更感があります。規制は法律を待たずしてもできるものです。

それを放置していたのはやはり、金もうけ主義だからとしか言いようがありません。

また、規制とは書かれているものの、未だに商品は見かけますので、積極的な動きともいえないのでしょう。

インナーマスクと称するほぼ自作のマスクは、政府発表の文言にはないからと規制されないと書かれていてこれもびっくり。どこまでなんだ…。

なぜか規制外の体温計もまたしかり…。本当にきりがありません。

それに寄付も募っていましたが、どうしてまたさらに利用者から手数料を取って寄付をするのでしょう。

メルカリが出品物1点につき10円寄付するプロジェクト始動、在宅時間を豊かにするグッズが対象

個人に頼らず、さらに今売り上げが伸びているのに、企業として社会的責任を果たせば済むことなのに…と思わずにいられません。

やってます感を出すのも嫌だなぁ…。

これでまた出品が増え、宅配業者は大変なことにもなります。

本当に…ちょっと怒って色々愚痴りました。。)

 

 

 

以前、ヴィクトリアズシークレットの記事を書いたことがありますが、

 

namakemonote.hatenablog.com

そのヴィクトリアズシークレットの傘下のブランドのBath&Body Worksというブランドは、ボディケア商品などを売っているのですが、その消毒用アルコールジェルが転売されています。

 

転売は別にいいのですが、高額転売はやはりよくない。

そして、この混乱に乗じたものであるとなおさら。

 

それよりなにより、一番の問題は消毒用のアルコールジェルには期限があるということです。

これはこのBath&Body Worksに限らず大体書かれているのが一般的です。

衛生商品ですから当然なのでしょう。

上記のように、わかっていて使うならいいのです。

分かっていて自分で使うなら何の問題もないでしょう。

自己責任ですから。

 

 

けれど、この転売にはそれがわかっていない方がかなり多くいるように思うということです。

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 ↑これは私の持っているこのBath&Body Worksのアルコールジェルです。

Anti Bac Gelという名で売られています。Bacはバクテリアの略です。

sanitizerサニタイザーという名でも検索できると思います。

 

日本にも手ピカジェルなどジェル状の消毒用アルコールは最近見ますが、こんなカラフルなものはないですよね。

あっても輸入のものがほとんどだと思います。

 

また、海外らしく香りが強くついているのが特徴です。

だからなのか、これを求める方が普段の時はちらっといるくらいな感じでしたが、今はそれを目当てにこのブランドのものを購入する方もいるようです。

 

それが今、異常な価格で取引されています。

また、期限があるにも関わらず、それが全く記載されていません。

売っている方も知らないこともあるのかもしれませんが、海外のお土産でもらったり買ったりする時期くらいは覚えているでしょう。

それが、何年も前だと普通は出品することを止めたりためらうものではないでしょうか。

 

だからこそ、売っている人は期限があるのを知らなかったからと言って許されるものではないと思います。

 

このジェルには(今多く出品されているものは)上の写真の細長いものと丸い形のものとの2種類があります。

 

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どちらも$1.75です。でもこれは正規の価格。

大体お土産用や、複数買う人には5つで何ドルなどの価格が適用されています。

また、セールも多く開催されているのでその際にはもっとお得になることもあります。

参考にオンラインショップは店頭よりも高めの設定ですが、セール期間は結構安くなります。

↓   ↓   ↓

Hand Sanitizers: PocketBac and Foaming Hand Sanitizers - Bath and Body Works

 

フリマでは送料もかかるので、一概には言えませんが一つ300円から400円が妥当なのかなと思います。

 

それが今は、なんと!一つ1000円近くで売られています。

それでも買う人がいるから、また便乗してどんどん出品されるのが現状です。

 

店頭にない、オンラインショップでもないと、フリマアプリやヤフオクを使いたくなる気持ちはわかります。

けれど、いつまでもこれが続くとは思えません。

 

マスクも、消毒用アルコールも、いくら中国が大打撃とはいえ、あの世界の工場と言われる大国です。

経済は動いているわけですから、いつか出てきます

それはそんなに遠い日ではないと私は勝手に予測しているわけですが、そうなったらこの余剰分はどうなるのかというと、きっと安値で買い叩かれますよね。

普通に考えて。

だからもう少しの辛抱なのです。

 

そして、高値以上に問題は、上にも書きましたが、期限です。

このバス&ボディワークスのジェルの場合、細長いボトルはかなり前に発売されたものです。

 

私が知る限りでは、容器が丸いものに変わってから4年は経っています。

つまり、この形状が売られたのはそれよりもっと前のものということです。

 

アルコールを買いたいのは、消毒の効果があるからですよね?当たり前ですが

でも、それっていくらアルコールが強い物質だとしても、永久には状態は保たれません。

香水などが、変質して匂いが変わったという経験をお持ちの方は多いかもしれません。

それは、香料の問題もありますが、液体のほとんどを占めるアルコールが空気に触れて変質することによるものです。

 

未使用だとしても(フリマなどの場合はすべては信じられませんし)、空気は容器に少しずつ入ってくるものです。

そうして酸化してしまう。

ただ、このジェルは香料が強いのでその変質がわかりにくいという点があります。

 

また、この形状では製造記号しか目にしたことはありませんが、丸い形状のものには使用期限が書かれているものがあります。

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丸いものの一部は底に期限が印刷されているのですが、小さくて見にくいです。↑

 

下の段のEXPの後が期限の月と年です。

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これは2018年の2月だと思います。

 

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そしてこちらは2017年の7月。

 

見にくいですね…。もっとわかりやすく大きく表示してもらいたいです。

また、すべてに書かれているわけではなく、

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細長いものと同様に、製造記号のみ書かれているものもあります。

私が知っているものですと、大体記号のものが6割程度です。

どういう基準で記号と期限が書かれているのかはわかりません。

 

このため、購入されるのならば是非底を撮影してもらいましょう。

また、期限を聞くだけでも出品者を緊張させることができます。

回答がない、いつ買ったのかも分からない人からは買わないようにしましょう。

 

 

また、細長いものは決して買ってはなりません。

丸い形状のものでも期限が切れているのです。

デザインが変更されたのはもっと前です。

これに消毒機能があるとは思えません

 

 

アルコール度数や消毒能力は個人では調べられませんが、一つの目安として

少し古いものですとこのジェルはドロッとした液状からサラサラに変化していきます。

(ツブツブの青いものは消毒成分があるカプセルになっていて、手に伸ばすとつぶれます。サラサラのものだとこれが浮いているただの液体になります。沈んだりはしない模様です。)

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これは手元にないと分からないことですが、これが進むとジェルとは言えない形状になります。

丸い形状でもサラサラになったものがありました。

 

もしこれを手にしてしまった場合には、廃棄するか、香り付け用にアレンジしましょう。

 

以前この消毒用のアルコールを集めていたことがあり、古くなってしまいサラサラになったものがありました。

未だにこの古い形状のものをいくつも持っているのは再利用しているためです。

 

もったいないので、重曹に混ぜて消臭剤として利用したり、トイレの便座などを拭くのに消毒用アルコール(濃度70%のもの)を使用していますが、それにこのサラサラ液を加えてみたりしています。

着色しますので、量には注意してください。

また、少しでもわりと強く香ります

 

自作の消臭スプレーの香り付けにもつかうことがあります。

精油を持っていなかったり、毎回使用前に振る必要もあまりないため、変質もしにくい合成香料のものは使いやすいこともあります。

 

そして、トイレの掃除用のクエン酸スプレーに混ぜたり、ととにかく気軽に使える香料として利用しています。

 

消毒を目的とすると使えませんが、香りが強くて使えないものもこれなら再利用できると思っています。

もしそんなものを手にしてしまったら、参考にどうぞ。

 

 

 

でも、一番は確実なものを購入することです。

細長いものは買わない。使用期限を確認する。

そして高すぎるものは買わない。

など本当にご注意ください。

 

 

せっかく安全のため、家族やご自身の健康のために購入するのですから、ちゃんとしたものを手に入れてください。

 

 

そして、ちなみにですが、

経営者のワンマンや経営の悪化などでヴィクトリアシークレットはブランドが身売りされることが発表されています。

Lグループという傘下でありながらも別枠として運営されているのが、このBath&Body Worksです。

 

このブランドのみ売り上げは良いようなのですが、状況によってはこのまま続くのかは不透明です。

高値で転売してもなくなるなんてこともあるかもしれませんね…。

まあ、今回高額転売している人にはほんのちょっとしたツイテナイ事態があってほしいなんて思ってしまうのですが…。