なまけものーと。

なまけもので、ダメダメな私が生きていくために、つらつらと綴るブログです。今のところ、ただただ生きているだけです。

あなたにぴったりの投票先の決め方と国民審査

立場の違い、年齢の違い、性自認の違い、住んでいるところの違い、育った環境の違い、などなど何を見て、何を大事にするか、は本当に千差万別です。

 

これが正しいというのはない、そして投票した後に正しいか正しくないかの判断もできにくいというのが選挙なんじゃないかと思います。

(投票した人が不正したとかなら、あれ?間違ってた?と思うかもしれませんが…)

 

誰かと比べたり、日本では誰かと話し合ったり、というのもなかなか難しい。

 

学校でもあまり習わないし、急に大人だからと大海に放り出されたようで、どう選んでいいか分からない。というのもあるかもしれません。

 

若者の投票率がとても低いことには、非常に皆さん真面目だからじゃないか、という気が私はしています。

 

間違っちゃいけない、分からないから投票してはいけない、知らないくせにと大人(大体おじさん?)に偉そうに言われて委縮してしまって…など非常にがんじがらめになっていることがあるんじゃないかなと、勝手に思っています。

 

どれにしようかな~で選ぶのはよろしくはないとは思いますが、まぁそれも自由ですが、考えて出した答え、正しいと思ってドンと構えて投票してもいいんじゃないかなと思います。

 

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先にも書いたように、答えなんて今は分からないのです。みんな。

 

先の大戦や、今までの歴史で、あぁあれは民主主義と言われたり、選挙でみんなが選んだはずだったけれど、時代の空気感というものが恐ろしくも大きな影響を与えたんだなとかということが、今になって結果として学べることは大いにあると思います。

 

また、今だったらコロナの不安や恐怖がいかようにも人の悪意などを先鋭化させて、強権的な政府が台頭するなと他国を見て感じることではあると思います。

 

けれど、真っ只中にいると、分からない。それは自分だけに限らず。

 

間違いも、正しいも、分からない。

だからこそ、今できる最善の選択をしっかり悩めばしたと言ってもいいのかなと思うのです。私は自分に対して。

 

また、間違ってもいいじゃない、ということをモットーに選挙に臨むというのを、選挙権を持った時から心がけています。

学んで、また次に活かしましょう、のトライ&エラー。

 

お祭りでも遊びでもなく、誰かの命はかかっている(候補者ではなくて)けれど、全部は分からないから、今の最善を選ぶという方向で。

 

そんな心持ちです。

 

  • 選べないから比べてみよう

また、色んな情報が簡単に手に入るようになった昨今ですが、だからこそ声の大きい人に惑わされたり、何だか誘導されていたり、とこんがらがってしまうことも多いと思います。

 

だからせめて、自分で選んだと言えるために、比べてみましょう

誰かに任せきりでもなくなるように。

 

生理についての問題に声を上げた方がまとめた各党の政策のまとめと表です。

非常に分かりやすく、見やすいです。

note.com

 

また、下は医療政策について署名等で問題提起している方々が作った表です。

こちらも大変まとまっていて見やすい。

 

なかなか良いことばかり、きれいなことばかりを書いているマニュフェストには書かれていなかったり、分かりにくかったりと、目立たないけれど大事な点かと思います。

 

 

また、動物の保護に関心がある方は、動物愛護について各党がどれだけ取り組もうとしているかという点で比べることもできます。

短い記事ですが。

www.kobe-np.co.jp今までボランティアなどで個人や有志の方々、そして愛護団体がどれほど活動をしてきてもなかなか大きな転換をすることがなかった施策ですが、昨今の多頭飼育で崩壊してしまう問題が表面化してから、ようやく動き出した感があります。

 

それでもまだ全然足りない。

皆さんが動いたことによって、色んな働きかけによって、ようやく大きな岩が認識されたという段階かと思います。

 

けれど、出来そうにもないことを言ったり、全く具体策がないという点も見ていかなければなりません。

 

最近の、アキタフーズの事件はアニマルウェルフェア(動物の倫理的な取り扱い)について真っ向から否定し、動物の健康や安全よりも自分たちの利益を優先した話(動物が健康でなければ人間の健康も害しかねない話)でした。

鶏卵生産大手アキタフーズ元代表に有罪判決 贈賄罪など - 産経ニュース

 

これからも分かるように、日本は国際規約から外れていると指摘されていた飼育方法ですら、今回も利益のために留めてしまうような有様で、汚職の方が取り沙汰されただけで、現在でも多分政治家が掲げるものの優先順位としてはかなり低いと思われます。

 

視点はそれぞれです。

チャート方式や、SNSで回ってきた話なども良いですが、根拠があって言葉だけでなくて、より信じられる方を選びたいですね。

 

また、Twitterなどでは大きな声、分かりやすすぎるデフォルメ、罵詈雑言などが嫌というほどあります。

そこに足を取られないように、気を付けて下さい。

 

候補者がふつうに、フォロワー(でない人にでも)にひどい言葉を投げかけたり、誰かを誹謗中傷している例も散見されます。

 

ポスターや街頭演説でいくらきれいな言葉を並べていても、人間性というのはそういうところにふと出たりもします。

 

嫌な気持ちになったら、ぜひ無駄にせず判断材料にしましょう。

あとはそっとスマホを置いて、忘れましょう。

嫌な感情は、伝染してしまうので。

 

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選ぶことは、生きること。

自分の、家族の、または誰かの未来につながりますように。

www.patagonia.jp

名前に惑わされますが、大人でも結構読み応えのある本です。

  • 国民審査って何を審査するの?

そして、同じ投票でも目立たない話をもう一つ。

 

衆院選もいまいち釈然としないのに、最高裁の国民審査ってなんだよ!?と思いますよね。

その気持ち、とってもよく分かります。

本当にこの制度、機能不全です。

 

今までに罷免された人がいないし、どうしてどうなったらどう変わるのかの基礎も誰も教えちゃくれなかった。っていうのがこれです。

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とても、簡単に言うと、最高裁の裁判官を審査しましょうってものです。

 

国会は選挙、行政も地方自治体を含め、こちらも選挙や請願権、そして司法はというとどの裁判に対し、国民の意見と違うくない?とかその意見おかしくない?と思っても言って行くところがない。

いわば、言われっぱなしで、権利を監視しようがないというのが裁判所です。

あとは内部の問題処理ということになります。

 

けれど、裁判官はものすごく強い身分保障があります。

これは、不偏不党で独立して判断できるように、なのですが、強い権限が故に、それが時折ずれていくこと、あるいは権利を濫用してしまうこともあり得ます。

 

それは三権分立を見てもおかしいよね?なんでも裁量ではないよね?ってことで、審査される場があるわけです。

 

地方裁判所高等裁判所などの裁判官にはその審査はありませんが

  1. 最高裁は司法として最高機関にあたり、
  2. 終審裁判所(最後の砦)であり、
  3. 憲法に法令が違反していないかを判断できたり、
  4. 他の裁判所の裁判官を指名する権利があったり、
  5. また裁判所の規則の制定ができ、
  6. さらには司法や行政といったものについての監督権をももっています。

こんな特別な存在である最高裁判事は、裁判官の中でも特別に強い権限で守られる存在です。

 

これは裏返せば、最高裁判事は常に、行政に偏っていないか、国会に偏っていないか、法律が憲法に合致しているか、国民の権利を侵害していないか、を判断しなければならないということです。

 

そんな大変重要な影響力のある立場に置かれた人たちだからこそ、自分たち自身を監視し審査する目が抜けていたのでは独立性の名の下に行き過ぎた判断であったり、またおかしな論理で判断してしまう可能性が出てきます。

このストッパーとなる、それこそ最後の砦の最終判断となる、最高裁の判事を審査する機会が必要となるわけです。

 

それが、衆院選と同時に行われる国民審査です。

 

ですが、

このとっても大事な審査、いまいちピンときませんよね?

いまいちどうして良いか分かりませんよね?

 

それもそのはず、大変分かりにくい制度です。

そして、目立たない制度です。

 

  • 遠慮しないで~

めちゃくちゃ大事なはずなのに、意味が分からない。と言われてきました。

その判事がどんな判断をしてきたかという裁判例を見て決めることが中心です。

 

辞めさせたい人に✖印、そうでない人には無印で票を入れます。

 

で、その✖印が多かった判事は、辞めさせられることになります。

 

最高裁の判事は内閣によって指名されます。

つまり、政治的な意図がとても強くなることも大いにありうるということです。

通常の刑事や民事とはわけが違い、上告審(地裁や高裁を経た裁判を決定をする場)であり、憲法に違反するかどうかも判断します。

 

問題となった事柄について、国会で作られた法律が憲法に合うかどうかの判断もということですので、いわば国会が直接関与していると言っても過言ではありません。

そんな所に、時の政府の意思が及ぶというのは、三権が分立しているとは必ずしも言えないことになります。

 

司法の最高機関であるのに、それをジャッジする人が内閣の都合の良い人々で固めていれば、どんなにおかしな法律だとしても違憲判決が出ることはかなり少なくなるでしょう。

 

さらに、司法からしたら逆の矢印である、国会の問題について司法は口を出さないという名の下(三権分立を逆手に取った不干渉)であれば、判断することすら回避するようになります。

 

だからこそ、身分保障(特別な場合以外は辞めさせられないという保障)があって、国民審査で辞めさせられるという緊張感もなければ、国民の意思とどんどんかけ離れた判断をしていくこともありうるのです。

 

偉いから、賢いから、で全部任せるのは大変危険です。

国会が動かないとき、動かすこともできます。

時代や世の中の動きに対応して、国会に先んじて判断することもできます。

 

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そんな、分からないのに辞めさせるだなんて…なんて言わないでください。

だって、主権者は私たちなんですから。

 

権利がめちゃくちゃあります。もったいない!遠慮しないで!!と思うのです。

 

国民には主権があります。

最高裁であろうと、議員であろうと、最終決定権は国民の手にあります。

 

強さでいれば、権力を振りかざしブンブンと乱暴に振る舞う人々よりもずっと強力なのです。本来。

 

けれど判断がしづらい、、

政治家の様にテレビなどであまり見ることもないし、判断の基準が分からないと思います。

露出が少ない分、判断は判決を基にするしかありません。

けれど、その間の最高裁判決なんて、よく目を凝らしていないと知らないし、忘れますよね?

 

  • 分かりやすいサイトができてました!

で、大事なのはここから、なんと今までこんなまとめサイト無かった!と私が叫んだ(知らんがな)ありがたい基準が出ておりました。

 

それがNHK最高裁の国民審査特集サイト2021(そのままだわ)です。

面白いのでぜひ。

www3.nhk.or.jp

何がと申しますと、国民審査とは何?から、わりと硬い言葉ですが簡潔に書かれており、最高裁判所とは?審査のやり方は?みたいなことも載っています。

 

でも一番は、あの裁判での判断は?が見所です。

 

一票の格差と、夫婦別姓についての先日の判断とを例に、その時対象の判事はどんな判断をしましたというのが、一目瞭然です。

 

面白いのは、人間なので案外出す判決に一貫性があるということです。

どちらも認めない人、どちらも認めようという人、他の意見もあるよと言及するなど、その人となりも分かる感じがします。

 

大事なのは、判断と共に意見を言っているのか、または丸っとそのまま合憲と言っているのかというのは、かなり意味合いが違うということです。

 

国会の裁量に任されるべきで云々というのは裁判所の常套句です。

つまり、その話に私たち入りたくないよ~という弁明です。

これを続けて出されることが、割合と多いのが最高裁判例

 

アグレッシブな、意外と市民目選じゃない?!みたいなものがほとんどないのも特徴です。

 

めちゃくちゃ保守的、だから違憲判決を出すものがかなり少ないのです。

それが、違憲と言ったり、違憲状態だと言ったり、今は合憲だけど…と条件を付けるのは、珍しいともいえます。

 

そんななかなか動かない最高裁、ずっと変わらないのは、国会の判断でとか、国民的な議論が先よとか、言っているのはちょっとやる気ないでしょ?に私には映ります。

 

余談ですが、法律の仕組みがないから~みたいなことで実質判断しなかった判例を見たときには、最高裁よお前もか…みたいなげっそり感がありました。

 

動かない、大体判断という判断をなかなかしない、分かっちゃいるけど、がっかり感は毎回ある私です。

 

サイトの話に戻ります。

最高裁 裁判官の顔ぶれでは、詳しく担当した判例とどういう判断をしたのかが見られます。

顔写真をクリックすると出てきます。

 

面倒くさくて分かりにくい制度ではありますが、かなり大事な問題を扱っています

また、分かりにくいようでいて、身近な話も結構あります

 

夫婦別姓をずっと訴えておられる、サイボウズの青野さんのツイートです。

ちなみに、一人一票を大事にする際も、この提示案とほぼ符合しました。

 

 

どれが絶対ではなく、ご自身の考えはどうかなという考える材料にどうぞ。

決めたら、名前たくさん憶えなきゃ!というものありますね(^^;)

 

判断する基準に是非してください。

以下ページでは、分かりやすい動画もありました。

最高裁判所の裁判官と国民審査 | NHK for School

 

ずっと国民審査国民審査と言い続けてたので、このサイトに何か感動すら覚えました。

興奮と共にお伝えしたく、書きました( ̄▽ ̄)

 

是非、国民審査もせっかくなので、無駄にせず活かしてください。

www.huffingtonpost.jp